Privately Beautiful Items - 麗しの160cmドール

ドレスアップしたクッションドールと私が美しいと思うものたち。画像の無断使用はお断りしています。

ドールに関する覚書 memorandum about my dolls

Kayla: hide-and-seek

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夜明けに小雨。

そこから次第に雲が晴れて、陽が射す時も…。

光の移ろいが顕著な一日でした。

(続き)

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グレンチェックのワンピース。

袖が無いので、ジャンパースカートのようにも思えます。

どこか乃木坂風に見えてくるのは私の妄想の産物。

Amleto Dalla Costa のリトグラフと一緒に撮影しました。

23/1000 の通し番号が鉛筆で記されています。

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購入したのは、阪神淡路の震災以前。

その頃、三宮に幾つも支店を有していた文具店の

画材フロアで見つけました。

マットを吟味し、赤い額縁を選んでくれた店の人には

自分の仕事への誇りや自信、愛着が感じられました。

若い彼が眩しく見えたのは、私に羨望の思いがあったからでしょう。

震災の後、店が無くなってしまったのが、残念でなりません。

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薄暗い画像を見つめていて、隠れん坊の記憶を辿りました。

思い出したのは、市バスが未だボンネットバスだった頃。

伯母の家は、古い日本建築の、大きな屋敷でした。

家のあちらこちらに暗がりがあると感じたのは、

私がまだ小学校に上がったばかりだったからか

それともまだ保育園児だったから_なのかもしれません。

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伯母の家には、歳の離れた二人の姉妹が居て、

下の娘が、私の遊び相手。

それでも彼女は、五つぐらい年上の従姉でした。

その隠れん坊に誰々が参加していたのか思い出せません。

思い出せるのは、暗い押し入れの中で、従姉と二人息を潜めていたこと。

頬を寄せて、僅かな隙間から外を覗っていました。

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エロティックな概念を理解していない年齢でも

暗い、狭小な空間に、美しいお姉さんと一緒にいるのは

楽しいことだと思いました。

その後、伯母の一家は、陽光溢れる西宮に引っ越していきました。

そこでも従姉は、自分より年下の子供を率いて

肝試しなどをしていましたが、子供相手に飽きてしまい、

外出してしまって顔を見ることがなくなりました。

私もまた、親と一緒に年始へ行くのを拒否するようになりましたし…。

隠れん坊には、江戸川乱歩の小説や

はっぴいえんどの「かくれんぼ」の歌詞からも分かるように

隠微な魅力が見え隠れします。

薄暗い部屋の中で

Amleto Dalla Costa の絵を見つめる先に

幻の匂いが流れました。