Privately Beautiful Items - 麗しの160cmドール

ドレスアップしたクッションドールと私が美しいと思うものたち。画像の無断使用はお断りしています。

ドールに関する覚書 memorandum about my dolls

Alice38: Where is there?

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赤い本。黒いエナメル・シューズと硝子の輝き。

光と影。

あなたが居るのは、どこなのか。

私を見つめている彼女は確かに私の部屋の中に居るのに

レンズの向こうは私の知らない別の世界です。

(続き)

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赤い本は、倉橋由美子の聖少女。

私の高校一年生の記憶と分ち難く結びついている一冊。

鼻持ちならない考え方をしているとして

作者を毛嫌いしている友人もいました。

 このなかにまぎれこんでいたあたしは、はずかしさで頭が熱くなり、いつもめまいをおこしていました。空はまっくらにみえました。学校にいるかぎりいつもまっくらでした。

今頃、こんな一節が頭に浮かんだ理由が、分かりません。

こことは違う別の世界に行きたいという思いは変わらないのでしょうが、

私を取り巻く世界を断固拒否するだけのエネルギーを

もう持ち合わせていません。

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家から滅多に出ないため、飲み屋に寄道する機会も無くしました。

もともと飲み会が嫌いな酒飲みで通っていましたし、

馴染み客と中の人が話し込んでいるような店も実は苦手でした。

どうせ3、40分で切り上げる酒ですから、

誰とも話さずに飲んでいたい。

頭の中は空っぽか、

誰にも説明したくないし話しても面倒なだけの

美しいものをあれこれ思い描きながら…。

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こうして眺めていたら、ただのガラクタが

この子の傍にあるだけで、何か特別な意味を持つものに見えてきます。

私のすぐ近くでありながら、こことは全く違う別の世界。

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誰か、望遠鏡を逆さに覗き見て、

この私を彼女の傍に置いてくれないかな。