milky ange のスカート:由香莉とブラウスの組み合わせ。
今回は Kayla で試してみました。
西風の吹き込む午後の窓辺は、いつものように不思議な光に満ちていました。
(続き)
正面から捉えれば、こんな感じ。
横から見る方が、私の好みです。
由香莉は、こんなハイウエストのスカートです。
紺に臙脂のライン。
飾りベルトが後ろでリボン結びになるデザイン。
今の時代の製品なのに、何か古いものに似合いそうな雰囲気です。
横から、こんな感じで眺めていたら
彼女がピアノを演奏している様子を思い描きました。
ゆったりとしたメロディー。
鍵盤の上を、細くて長い、綺麗な指が動いていきます。…
多分、ブレードランナーの
レイチェルのことを考えていたのだと思います。
映画は1982年、今のミニシアター形式になる前の朝日シネマ、
仕事終わりの夕食後、最終のプログラムで観たので
正直半分眠りかけていたような時がありました。
しかし、ピアノの音がして、レイチェルが髪を解き放つあの場面から、
スクリーンに釘付けになっていました。
自分は一体何者なのか_という問いと
命の儚さ、美しさ。…
今日の Kayla の画像と映画の場面とは、何もかもが違っていて、
似ているところなど皆無です。
それでも、何種類ものソフトを購入し直して、繰り返し見ていた場面が、
いったん頭の中に甦ってくると、
風に揺れる布の様子や、吹き抜けていく様、光の変化など、
映画の一場面に、実際に立ち会っているかのような心持ちになりました。
等身大ドールならではの魔法が働いているのかもしれません。
台風がまた近づいています。
一つは東へ、
もう一つは西に向かっているのだそうです。
立秋が過ぎて、暦どおり、
百人一首の歌のとおりに
秋の足音をすぐ傍で聞いたような気分になりました。