Privately Beautiful Items - 麗しの160cmドール

ドレスアップしたクッションドールと私が美しいと思うものたち。画像の無断使用はお断りしています。

ドールに関する覚書 memorandum about my dolls

Aoki Sora: Rain falling at the end of the world

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台風がらみの雨は降り続いていて、今日で三日。

明日も雨の予報。

暗い部屋の中で聞く雨音は、船べりに押し寄せる波のように思えて、

鉄砲水の恐ろしさが蘇ります。

(続き)

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私の住む地域は外れましたが、

区内の急傾斜地には避難勧告が出されました。

それでも、雨音が気になってしまい、眠れません。

遠くの方からサイレンが聞こえてくる度に、

カーテンを開けても何が見えるわけでもない窓硝子の向こうに

目を遣りました。

50年近く前、大丸百貨店を出ようとして見た光景が

まざまざと蘇ります。

明かりを点した市電が、通船のように、褐色の濁流を掻き分けて走る様子。

鯉川筋を北上して、今の山手幹線辺りに辿り着くまでに目にした

マンホールから吹き上げる水柱。

宇治川の暗渠から水が溢れて、

高架近くのペンシル・ビルが傾いていた光景も、

未明の部屋の中で思い出しました。

世の中の動きも天候も、蘇ってくる記憶さえ

終末を感じます。

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外が漸く明るくなってから、J.G.バラードの物語を想いました。

短編は幾つか読んでいますが、

初期の有名な長編を読んでいませんでした。

とりあえず "The Drowned World" から読んでみるつもりです。

明るくなった窓辺に立つ葵木空。

今日はボーイッシュな雰囲気です。

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しかし、白いレースに縁どられたスカートから伸びる脚の美しさ。

何もかも忘れさせてくれるような

瞬間でした。