Privately Beautiful Items - 麗しの160cmドール

ドレスアップしたクッションドールと私が美しいと思うものたち。画像の無断使用はお断りしています。

ドールに関する覚書 memorandum about my dolls

Akiko: Flying dream

To the other side of the rainy sky 02

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複葉機やフロート付きの飛行機、飛行船の画像に惹かれます。

浅野信二氏の「人口の翼」を時々箱から出して眺めているのも

同じような心の動きを感じるからですが、私自身は一生

飛行機に乗ることはないでしょう。

学生時代の私は、しようと思えば空だって飛べる_という

早川義夫ラブ・ジェネレーションの歌詞に

何となく自分の未来を想い描いていたのですが…。

(続き)

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柿色の和紙に墨で描かれた飛行船。

空を圧するような巨体ではなく、柱廊の室内に浮かんでいて、

すぐ下の階段には嬰児が横たわっています。

飛行船を動かす推進器は見当たらず、もしかしたら

昔々の戦艦が積んでいた観測用係留気球のようなものかもしれません。

彼女の傍の赤い本は、講談社の乱歩全集。

昔、近所の図書館で読んでいたものを、今回、古本で揃えました。

真っ先に読み始めたのが「探偵小説四十年」。

中学生の時には馬鹿にして読まなかった「一寸法師」等の

通俗長編も今なら寝る前のひと時、読める気がします。

ただ空を飛ぶだけの夢も、稚気の類の一つですから。

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子供じみた夢に拘りながら

軍用機の空中戦の場面を描くイラストからは距離を置いています。

Twitter でフォローしている Ron Eisele 氏のアカウントで

第一次世界大戦時のパイロットの生没年を記した短い紹介文に

目を通していると、

これまで名前も知らなかったドイツやイギリスの人たちの生涯が、

限られたTwitter の画像内で語られてしまうことに

言いようのない虚しさ、果敢なさを感じています。

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子供じみた飛行機や軍艦好きの危うさを自覚しながら、

私の心は、ますます薄暗い室内での夢想で占められていきます。

誰に憚ることなく、好きなものを好きなように思い描きたい。

ただ、グロテスクなものや惨たらしいものは、

もういいような気持ちにもなっていて、

心地良いもの、色鮮やかなもの、清冽なものを

これまで以上に希むようになりました。

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この美しい子は、私の妄想に付き合わされて、

正直どう思っているのでしょうか。

危険と隣り合わせの日々を不安な思いで過ごしているのではないか

そんな気持ちがしてきました。