Privately Beautiful Items - 麗しの160cmドール

ドレスアップしたクッションドールと私が美しいと思うものたち。画像の無断使用はお断りしています。

ドールに関する覚書 memorandum about my dolls

Alice38: the blue songs

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日曜日の昼下がり、寝転がって文庫本の歌集をめくったり、

wataboku 1st ART BOOK「感0」を眺めたりしていました。

この子を箱から出して、着せ替えたり弄んだりしていたのも、

同じような流れから…。

(続き)

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歌集は角川文庫の寺山修司青春歌集。

猫が本棚から何冊か落としていった中にありました。

熱心な読者ではありませんが、若いころ、いいなぁと思ったのも幾つか…。

 わが夏をあこがれのみが駆け去れり麦藁帽子被りて眠る

 果樹園のなかに明日あり木柵に胸いたきまで押しつけて画く

懐かしいというよりも、

瑞々しい気持ちを思い出しました。

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ここで撮るのを止めようとしたのですが、

お気に入りの西の窓に光が差し始めたので

場所を移動しました。

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初期歌篇にしばしば登場する線の細い華奢な少女とは異なりますが

清潔感に溢れた感じは共通するのかもしれません。

 夏川に木皿しずめて洗いいし少女はすでにわが内に棲む

 倖せをわかつごとくに握りいし南京豆を少女にあたう

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暮れていく今日の光の白さが、この子に似合います。

ふと、六月の光という物語があったように思えて、検索してみました。

しかしヒットするものはなく、

代わりに、吉田文憲「六月の光、九月の椅子」という

詩集があることを知りました。

2006年7月の刊行。

出逢うことがあるかもしれません。

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寺山修司の歌として

記憶に残っていなかった次のような歌が

今日は心に残りました。

 亡き父にかくて似てゆくわれならんか燕来る日も髭剃りながら

猫が落としていった本から

教えてもらったような気分です。