麗しの160cmドール

ドレスアップしたクッションドールと私が美しいと思うものたち。画像の無断使用はお断りしています。

ドールに関する覚書 memorandum about my dolls

Tay: In dim light of the colored glass

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飲みさしのラム酒の硝子瓶。

緑の透過光が、黒いワンピースの彼女にも

夜長姫にも何故か良く似合います。

(続き)

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歪の目立つ酒瓶の硝子を覗き込みながら、

Santiago de Cuba や Puerto Rico、カリブの海を夢想します。

飛行機には乗らないと決めているので、

私には一生目にすることのない場所。

琉球硝子や泡盛を眺めながら想う沖縄も、そうなるのかな…。

移動の欲望がなければ、旅もまた妄想の産物でしかありません。

それに行きたい場所は、別役実「黒い郵便船」のうらまち(・・・・)のように

虚構の空間か、実在していても現在とは異なる場所。

寝台特急(ブルートレイン)の終着駅だった西鹿児島駅のように、

もはや行く手立てがありません。

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どこへ行くでもなく、家に籠っている方がよいと考えるのは、

ただ、人に会いたくなくて、

言葉を交わすのが億劫だから…

薄暗くなった窓辺、硝子瓶の緑の輝きと

彼女を見つめながら

一番の理由は、それなのだと思い至りました。

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押絵と一緒に旅をしている男より

何もかも捨てて人形になり、額縁の中に収まってしまう方が

どれほど幸せか…。

あの物語を読み返すたびに、そんな思いに囚われます。

自分だけが、押絵の夢の中でも

別の時間を生きることになってしまうのですが…。