Privately Beautiful Items - 麗しの160cmドール

ドレスアップしたクッションドールと私が美しいと思うものたち。画像の無断使用はお断りしています。

ドールに関する覚書 memorandum about my dolls

Barbora: final version of "a women in red clothes"

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このシリーズの最終版。

道具立ては、前回と変わりません。

横に流していた前髪を

彼女に合わせて少しだけカットしています。

(続き)

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前髪を流すのを止めると

姿見に映った像も

直接撮った顔も、それほど変わりがないように思えます。

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顔の向きや、光の当たり方の違いで、判別できますが、

暗い背景の中で、鏡像の部分だけが明るくなって、

不思議な奥行きが生まれるのが面白いです。

シルバーホワイトのショートボブに、赤いワンピースを着せたBarboraで

私が撮ってみたかったのは、こんな雰囲気だったのでしょう。

漸く納得したような気分です。

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先日、青扇さまの新作を撮影しに行ったアンティークショップ

ANTIQUE ERTE 1920 の店内、

そのあれこれを今も思い出しています。

美しい古いものが醸し出す静かな雰囲気。

陰影に富んだ色合い。

大きな姿見に等身大ドールを映してみたくなったのも

きっかけは、そんなところにあるのでしょう。

伊豫田晃一氏の鏡を使って写したのは

何故か皆、小さなドールばかりでした。

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大きなドールを鏡に映そうとすれば、

自分の姿が不意に、入ってくるときがあります。

そんな鏡の中の、私を目にして、ある飲み屋を思い出しました。

狭い店の中は、右も左もカウンター席なのですが、

左側の壁面は全部鏡。

その鏡の上から、無数の品書きが

何段にも亘って、セロハンテープでべたべた張り付けられています。

もちろん品書きの隙間から、鏡が見えて、

胡乱な目をして酒を飲む私自身と

向き合うことになるのですが…。

正一合の燗酒と湯豆腐を注文して、長い間380円で済みました。

中島らもの文章中にも、その店の記述があったような…。

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鏡に映って、こちらを見ているのは私であり、

どこか私ではないような

不思議な気持ちでしたが、

その感覚は今飲みに行っても、変わらないのでしょうか。

勤務場所が変わってからは

前を通らなくなって久しいのですが…。