麗しの160cmドール

ドレスアップしたクッションドールと私が美しいと思うものたち。画像の無断使用はお断りしています。

ドールに関する覚書 memorandum about my dolls

Akiko: ever-changing light

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2017年最後の更新は、この子、朗子さんで…

この着物は夕湖さんのもの。

袖丈が朗子さんには少し短い感じですが、

お召し替えをしてやらないと、なんと言えばいいのか、

新しく撮ってみようという気持ちが、減退するのかもしれません。

大切にしている美しい子に対して、呆れるような言い草、

贅沢の極みですが…。

(続き)

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この日、西の空には、山並みのように続く灰色の雲があって、

陽光が現れたり、また隠れたりしていました。

何種類かレンズは替えていますが、同じ日の夕暮れなのに、

彼女を包む光の色は、移ろい続けます。

静かな表とは裏腹に、背筋を伸ばした彼女の内にも

乱れる思いがあるように見てとれました。

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大きな変化をつけてやることなく、ただそこに立たせているだけ。

それでも、差し込む光の色の違いだけで、

彼女の何かが違って見えます。

じっと見つめている私にも

様々な思いが去来しているのですが…。

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いくつか届いていた喪中欠礼の中に、

小学生のとき以来、顔を合わせていなかった従弟の名前がありました。

親族の内、同じ姓の男子で生きているのは、もう私一人だけ?…。

extinction という単語は大げさなようですが、

葉書を見た時の私の感覚は、それに近いものがありました。

いずれ父方の名前が無くなることは分かっていたことでしたが、

血縁を忌避するような、十代の頃からの思いは、

何か curse のような働きをしていたのかもしれません。

祖父母の顔の記憶すら私にはありませんが、

父方の流れが私のところで途切れるさまが一つの絵として浮かびました。

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血脈は潰えてしまいますが、

何らかの多様性の一つに、私は、なれたのかな…

そんなことを考えながら新しい歳を迎えます。

また美しいものに出逢えることも夢見て…。

 

一年間ありがとうございました。