Privately Beautiful Items - 麗しの160cmドール

ドレスアップしたクッションドールと私が美しいと思うものたち。画像の無断使用はお断りしています。

ドールに関する覚書 memorandum about my dolls

Extra edition: night set

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今年23回目になる神戸ルミナリエ

こんな状態の時に通りかかることはあっても、

点灯時間内に出かけたことは一度もありません。

大きな祭りや花火大会を避けているのと同じような理由からです。

(続き)

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しかし、無数のライトが取り付けられている裏側や、

電飾を保持している針金の様子、そこかしこに目立つ赤錆など、

本番の、きらびやかな輝きに紛れて、隠れてしまうものに、

なんとも言えない魅力を感じます。

昔、早川ミステリマガジンに、

ヴァージル・フィンレイの挿絵入りで掲載された

レイ・ブラッドベリの「夜のセット」を思い出したりするのは、

私の勝手ですが…。

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本当は、月曜日の早朝、寒々とした冬空の下、

まだ片づけられていないゴミが、散乱するさまと共に見上げるのが、一番。

しかし、そこまでの酔狂は、もうありません。

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この日、久しぶりに三宮に出た目的が、ハンター坂にあるギャラリー島田、

大竹茂夫展「ヤドリネコの生活史」を覗くためでした。

一人でゆっくり眺めていて、目に留まったのは、

「無題」と題された少し古い作品。

中央で向き合う異形の物の、明るい赤。

最近の画に登場するような、どこかミニチュアのような愛らしさは

微塵もありません。

美しい色彩の怪物が、画面を静かに支配していました。…

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画廊からすぐ近くの、ビルのオブジェ。

40年近く前からあって、道路の反対側の店から

何人かの友人と、ウィスキーを飲みながら、よく眺めていました。

誰かが必ず、がきデカのギャグを呟いていたことも、思い出します。

丸時計は、ご覧のとおり、5時46分のままです。…

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昼食後はギャラリーロイユへ、見納めになる作品を眺めてきました。

ここでも、一人ゆっくり、静かに…。

再訪して気づいたのが、

キラキラした銀の輝きが鉛筆画にあったこと。

天秤宮や、天蝎宮宝瓶宮の諸作が残っていたのも驚きでした。

画廊を出た後、

金星台まで足を延ばすことを考えましたが止めました。

稲垣足穂の愛読者だった友人と飲んでいて、

夜の金星台に上ったのは、大学の4回生の時。

既にヴィーナスブリッジの方が、とおりがよくなっていましたが、

金星台という呼称を捨ててはいけないと友人は熱弁をふるいました。

私には、小学校の頃からの馴染みの場所。

まりのるうにいの絵のイメージよりも

小遠足で担任の先生からもらった

サイコロキャラメルの思い出の方が強いかな…。

 

あれこれや

星のことを想った外出でした。