麗しの160cmドール

ドレスアップしたクッションドールと私が美しいと思うものたち。画像の無断使用はお断りしています。

ドールに関する覚書 memorandum about my dolls

Yu-ko: Harsh light and Gothic darkness

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黒いドレス姿の中嶋清八ドール#19の夕湖さん。

伊豫田晃一氏の鏡 nosce te ipsum 「汝自身を知れ」が

この場面に相応しいと気づいたのは、

そろそろ撮影を切り上げなければならなくなった時分でした。

したがって枚数は少なく、

美しい二つのものが一緒に写っている特別な瞬間となりました。

(続き)

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先日の朗子さんの記事 Akiko: prayer 以来、私の手元には

思潮社 現代詩文庫の日夏耿之介詩集があります。

折に触れて読み返したものは、昔も今も、心に触れるものがあります。

 狂熱の朱夏(まなつ)やうやく去つて

 雲静かなる涼秋(はつあき)の観想を嬉しむことく (「蛮賓歌」より)

難しい漢語が連なり、安易な共感を拒否するような高踏的な詩風ですが、

日常を赤裸々に記録しただけのように思える

私小説の伝統を感じるときがあります。

 来し方の羞かしき追憶(おもひで)は雲のごとくにたち烝(のぼ)り

 たとへば板庇(いたびさし)うつ日本(につぽん)の夜雨(よさめ)のごとく

 蕭(せう)々と小胸ふかく泫(なが)れてでる (「浴船」より)

もちろん文学部生だったころには、

酔ってもそんな戯言は口走りませんでしたが…。

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深い闇を作り出すのは、実は苛烈な輝きなのだ…

夕湖さんの頬に生まれる影を見つめていたら

そんな当たり前のことを声に出したくなりました。

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この子の意志の強さが

今日は一段と美しく感じられました。