麗しの160cmドール

ドレスアップしたクッションドールと私が美しいと思うものたち。画像の無断使用はお断りしています。

ドールに関する覚書 memorandum about my dolls

Barbora: feeling of a fool

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アンドロミオのchaconneゴスロリワンピースを着せてみました。

(これで首の皺、ボディとヘッドの色の違いが見えなくなりますね)

Amelieが着て似合う衣装は大体似合いそうですが、着た感じが違うのは

やはりこの子の個性なのでしょう。

彼女の傍にあるのは展覧会の案内状。近くのものは見に行けそうですが

遠くまで出かけていくのは億劫で、初めから諦めの気持ちで眺めています。

しかし、Zaroffの「阿呆の王」という題名は魅力的です。…

 (続き)

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阿呆の王を戴く民は不幸。
それなのに蠱惑的な響きがします。
カリグラ、ネロ、ヘリオガバルスルートヴィヒ2世
こんな人たちは、阿呆の王という言葉からは少し離れるような気もしますが…

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卒業が決まった2月、同じゼミ生の一人から

学生寮の風呂に入りに来ないか誘われました。

40年近い前のことなので忘れましたが、寒い冬の一日。

卒業に必要な単位が足りているのか不安な日々を過ごしていた気がします。

誘ってくれた彼は履修登録間違いをしていて、

卒業が半年延びることが分かったと言うのです。

学生寮は大学のある日当たりのよい丘の上にありました。

湯舟に浸かりながら彼は

ホンマ、俺は丘の上のアホやなぁ_と呟きました。

fool on the hill…

まだ夕方5時前の、今日一番の綺麗な湯舟には

緑鮮やかな蛙のゴムのオモチャが浮かんでいました。

風呂から上がって、彼の部屋でジョン・コルトレーンの至上の愛を聴きました。

ボリュームを落とし、氷の入っていない水割りを飲みながら…

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中原中也の詩が好きだった彼は何度となく呟いていました。

ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん

阿呆の王の案内状を手に取って眺めながら

私も何故か久しぶりにそう声に出していました。