麗しの160cmドール

ドレスアップしたクッションドールと私が美しいと思うものたち。画像の無断使用はお断りしています。

ドールに関する覚書 memorandum about my dolls

Ayana: wounded lass

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修理から戻ってきました。

配送業者に託したのが先月の20日。

作業に要したのは実質10日ほどでした。

裂けがこれ以上広がりにくくすることを一番の目的にしたので、

少々辛い選択もしましたが…

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このボディは、もう水着姿にはなれません。

宮本輝の小説「青が散る」の夏子が云った

「私みたいな傷物はいや?」という言葉が

頭の中に木霊します。

しかし、私はそう尋ねられたあの主人公のような年齢ではありません。

いろんなことがあったこれまでの時間の

分厚いフィルター越しに届く木霊なので、

段ボールを開けて触れてみたら、なんだか綺麗になっているように思えたりします。

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ただ、鼠蹊部を締め付けるショーツはもう履かせられないと考えていたので、

こんな格好にしました。

素肌には着物スリップと足袋だけ…

いずれこの子に似合いそうな浴衣を用意するつもりですが、

これはこれで、養生を必要としているこの子らしい感じがします。

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あとは、

この子の上を過ぎてゆく時間を見つめるだけ。

それが少しでも穏やかで優しいものであって欲しい__と願うばかりです。