麗しの160cmドール

ドレスアップしたクッションドールと私が美しいと思うものたち。画像の無断使用はお断りしています。

ドールに関する覚書 memorandum about my dolls

Iris: The lass who does not laugh.

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笑顔のないiris。

媚や愛想のないドールというのは、売り物としては異質なものになるのでしょうか。

しかし私には、この冷たい表情にリアルな女の子の存在を感じます。

美しい娘が笑顔でいなければならないと強制される謂れはありません。

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私は今日久しぶりに、街なかを長時間歩きました。

知っている店が、事業縮小や撤退に追い込まれ、消えていくのを見たり、

ほんの少し中心部から離れただけで、シャッターで閉ざされた通りとなっていて、

微かに小便臭が漂っているのを感じました。

ふと、ネオ東京2020まであと4年_ということを実感しました。

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熱風の通り抜けるコンクリートの街を歩いていると、

何か滅びの予兆のようなものを感じます。

それは立ち読みしていた歴史書の影響によるのか、目にした人々の様子からなのか

分かりませんが、

歴史は虚構のように繰り返すんだ_というフレーズが頭に浮かび、

預言者ならば黙示録を残すのだろうなと考えました。

しかし凡百の私は、古い歌と薄い水割りウィスキーの力を借りて、

見ていたものから眼を逸らしました。

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笑みの無い彼女も

光の射す窓外に目をやれば、何らかの希望を抱いているような表情になります。

災厄や不幸は避けられないものであるならば、

むしろそれらは、生きている証と捉えるほうが楽なのかもしれません。