麗しの160cmドール

ドレスアップしたクッションドールの画像が主となります。 その他、私が美しいと思うものも…

ドールに関する覚書 memorandum about my dolls

Nana: looking up at the western sky

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この子の顔を見ていると、いろいろな想いが去来します。

実在の女性の思い出や、物語の少女、

歌を聞きながら思い描いた風景など、どれも脈絡のない

そして、具体的に書き残してしまえば、すぐに風化してしまうようなあえかなもの。…

刹那の輝きだからこそ、何か忘れがたい心の動きに繋がるのでしょうか。

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暗黒の迷宮の中で暮らす少女の物語を読んだのは

三回生の秋頃だったのかな。

そろそろ就職や卒業後のことが気になり始めていた時期__

慣れ親しんだ暗い地下の世界から外へ出ていくことを決めた少女の思いが

他人ごとではないように感じられました。

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もちろん、その学生の思いは遥か過去のものになっていて、

現在の自分には、それもまた物語の中の誰かのような

どこか作り事めいた感覚も伴います。

時間の中で、変わったこと、変わらなかったこと…

自分では線引きしていた筈のことも

なんだか曖昧なものに思えてきました。

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今、美しいと感じているもの。

私の密やかな愉しみは、

それらを一つずつ蒐めていく作業なのかもしれません。