麗しの160cmドール

ドレスアップしたクッションドールの画像が主となります。 その他、私が美しいと思うものも…

ドールに関する覚書 memorandum about my dolls

Tay: brown and blue

綾苗の画像の次にTayを見ると、紅毛碧眼という古い言葉が浮かびます。

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この語が今は用いられなくなっているのは、

どこか侮蔑のにおいが漂うからなのでしょうか。

胡笳を吹いている胡人の「紫髯緑眼」にもexoticism以外のニュアンスが

含まれている気がしてきます。(「胡笳歌送顏眞卿使赴河隴」 岑参)

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しかし私が、古い言葉を思い浮かべたのは、

今日のTayの画像が、高校生の私の記憶に連なるからです。

十代の後半、私の毎日は現実離れした夢想の中にありました。(今もかな…)

芥川龍之介の「奉教人の死」や、邪宗門や黒衣聖母といった言葉に、

厭離穢土の呪文のような役割を期待していたのだと思います。

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そんな浮世離れした高校生の私は

大学受験直前になって、ある人のもとで英国版のPenthouseを目にしました。

その頃のことですから、剃ったり、整えたりした画像ではなく、

黒々と繁茂したものが、

美しいドレスやランジェリー、調度品と一緒に写っていました。

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澁澤龍彦の訳文に罪を科したこの国は、その後、どれだけ変わったのかな。

とうでもいいような言葉狩りは今も続いていて、

私の、取るに足りないFC2ブログも、誤凍結されたりしました。

一方、インターネットの中ではexplicitな画像を簡単に目にすることができます。

良い悪いは別にして、なんだか無性に

ザマアミロと言いたい気分。

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それとともに、

少年老い易く、学成り難し という自嘲の呟きも漏れる今日一日でした。